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今年もいよいよ夏の到来です。 この夏で、アメリカ・ツーリングから早10年が経ちます。 10年経ってあの時のことを振り返ると、 意外に多くのことを、今も良く覚えていたりします。 モーテルや街の匂い。ハイウエイ沿いの景色。豪雨。人。トラブル。 今は壁に貼られている、当時使っていた地図に引かれたマジックの跡を見ても、 その場所場所、時間時間の記憶は実に鮮明です。 このページを開いてから自分自身いろいろと勉強しました。 そして、世界中が舞台の、実に逞しい多くのライダーの存在を知りました。 いったい彼らはどうやって生計を立てているのか?などと考えたりもします。 正直、かなり羨ましがっているんですけどね。 アメリカ・ツーリングを目指す、何人かの人たちとも出会いました。 当時の出発前の僕と同様に、一様にみな不安を抱えていました。 僕自信もメカに強いわけではなく、 語学力と言えば恥ずかしながら「This is a Pen.」レベルでした。 今でもそれに成長は見られませんが・・・。 「途中でバイクが壊れたらどうしよう?」 「何かのトラブルに巻き込まれたらどうしよう?」 いろいろな不安を抱えて日本を発ちました。 しかし、それ以上に期待が強かったと思います。 予定のちょうど半分くらいで、 警察にバイクを没収されるというアクシデントがありました。 あの時は本当に頭を抱えて悩んだものですが、 今では旅のスパイスの一つ程度の出来事に過ぎません。 すべて予定通りの海外ツーリングなんて言うものは、 まったく面白みに欠けるでしょう。 もちろんトラブルの真っ最中は文字通り必死ですが、 後になって思えば大したことではありません。 年月は容赦なく過ぎ、残念ながら僕もいい歳となってしまいました。 でも、あの大陸を自由気ままに走れる日が再び訪れる事を 今も夢見ています。 |